2011年12月22日木曜日

CAP再認定へ向けて

みなさん、こんばんは。

明日からは三連休。今年は、曜日の並びの良いクリスマスとなりました。
そして、あと10日もしないうちに新らしい年がやってきます。
毎年年末は長期で休みを取る私は、この時期が1年で一番楽しみです。

さて、今回は、森千穂さんの登場です。

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皆様こんにちは。
11月の試験結果がそろそろ届く頃でしょうか?
私は外資系企業に秘書として入社してから3年が経とうとしていた2008年にCPSを、翌年にCAPを取得しました。
会社が日系企業に買収されたことをきっかけに英語を使う機会が無くなり、英語力低下の不安と、秘書としてもっと勉強できることはないかと思うようになりました。
ちょうどその頃CPSとCAPの存在を知り、バベルの講座に通い始めました。
これらを学んだお陰で、それまでの自分の秘書業務を見直すことができ、長年お供してきた上司の考えがより理解できるようになったと思います。
またCAP取得直後に受けたTOEICのスコアも伸び、一石二鳥ならず三鳥か四鳥くらいあったと思います。

さて、CAP取得から2年が経ち、私が現在直面していることをお話ししたいと思います。
ご存知のとおり、CAP取得後は5年毎に再認定手続きが必要になります。
既に取得した方は、再受験免除での再認定に向けて日々努力されていることと思います。
私の場合、2014年11月までに再認定の手続きが必要となるのですが、実は取得後まる2年を迎えようとしていたつい先日まで、5年目を迎える頃に再受験しようと真剣に考えておりました。
この夏、CAP再認定に関するバベル主催の説明会に参加しましたが、それによると、特定の資格を取得したり、教育機関や社内研修での学習時間をポイント集計し、一定のポイントを達成すれば再受験免除で再認定されるとのことでした。
私は趣味程度の習い事はしているものの、CAPで学んだことや仕事とは全く無関係ですし、教育機関で何かを学習することも考えていませんでした。
また、生来ものぐさなので、こつこつポイントを貯めて、、、という行為がとても億劫に思えました。
そこで、「私のことだから5年経った頃はきっと勉強したことも忘れているだろうし、特にテクノロジーなんて日進月歩で5年経った頃にはテキストの内容も変わっているだろうから、再度勉強しなおして受験すれば良いか」と考えておりました。
が、数年ぶりにバベルでお世話になった先生にお会いする機会があり、再受験する意気込みを話したところ、「再受験したい人がいるなんて初めて聞いたー!」と私としては意外な反応が返ってきました。
それからしばらくは「再受験するなんてそんなに変かな?」と疑問に思いました。
確かに、分厚いテキストでの勉強、長い試験時間は苦痛でしたが、終わってしまえば「学生時代以来久々に一生懸命勉強した~!」という良い思い出になっていました。
追い込まれないと行動しない性格のため、日々コツコツということがどうも苦手ですし、「それならこの際、日本で初めて再受験した第1号になろうかな?」とも考えてみました。
ただ、しばらく色々と考えた結果、確かに資格とは1度取得したら終わりでは無く、それを活かすように日々努力しなければならないということに気付かされました。遅いですが。。。
また、先日初めてJOPAの交流会に参加しましたが、皆さん仕事をしながら大学院で学ばれたりと向学心のある方が多く、大変刺激になりました。
と同時に、資格に見合った素質を兼ね備えるべく日々努力しなければ・・・、と反省させられました。

今は、数ヶ月前に受講した研修の修了証発行を社内研修事務局に依頼したり、ファイナンス系の勉強がしてみたいと思いスクール等を探しているところです。
現在CAP取得に向けて努力されている皆さんに負けないように、私もCAP取得前の情熱を取り戻しながら再認定に向けて努力していきたいと思います。
無事に今回CAPを取得された皆さんは、どうぞ私を反面教師として、5年後の再認定に向けて継続勉強に励んでください。

CM

2011年12月18日日曜日

追悼メッセージ

本年12月1日、2008年CPS合格し、その後CPS入門クラスの講師もされた
伊東千亜紀さんが ご逝去されました。
薬剤師の資格を持ちながら、ご主人の事業を担う為にCPS受験を通しての学びを目指され、
粘り強く勉強して見事に一発合格されました。
講師の仕事が決まった折には、熱心に準備をし、
緊張をされながらも模擬授業での練習をされていました。
非常にがんばり屋ではありますが、
明るく、オープンにご自分のことを語られている姿が思い出されます。
そしていつも洗練した装いの、美しい方でもありました。

私たちCPSホルダー、バベルの皆さま、講師、同期の仲間たちにとって
大変悲しい出来事であり、ご遺族のご心痛いかばかりかとお察し申し上げます。

ここに、JOPAより心からの哀悼の意を表すとともに、伊東千亜紀さんのご冥福をお祈りいたします。
12月25日(日)の理事会の冒頭に黙とうを捧げることといたします。

2011年11月30日水曜日

受験、そして妊娠

みなさん、こんばんは!

11月もいよいよ今日で終わりですね。
あと1ヶ月で今年が終わるなんて、あまりにも早くて、なんだか夢でも見ているような気分です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今回は、受験勉強中に妊娠をし、出産後1ヶ月ちょっとでCPS最後の科目を受験、祝賀会には生後3-4カ月になった赤ちゃんと一緒に参加されたM.S.さんからの体験談です。
最後の科目受験の時は、試験のことよりも、軽くなったお腹で1人で外出できることが嬉しかったのだそうです。

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①受験のきっかけ ②受験対策 ③合格後の成果 の3点ついてご紹介したいと思います。 

 CPS(現CAP)/CAP(現CAP-OM)という資格の存在を知ったのは、秘書になって5年を迎えた頃でした。上司や同僚から頂く評価とは別に、より客観的な評価と今まで培ってきたキャリアをより強固にする裏付けがあればいいなと思っていた時期でしたので、善は急げということでCPS受験に飛びつきました。試験内容は日々の業務内容がまさにtextとなっていました。ちょうど英語力の改善にもなるし、授業に参加して先生方や他の受験生に出会えることは、職場や家庭とはまた違う世界を知ることになるので大変嬉しく思いました。 

 ただ、問題は勉強時間の確保。平日は早朝出勤、夜は残業が多く、昼休みも急な仕事が入るので勉強はほとんどできませんでした。週末は平日にたまった疲労と家事のため長時間は取れませんでした。加えてCPS科目受験中に妊娠…。妊娠中は気分に波があり、勉強する気力がないことも多々あり、思うように捗りませんでした。そんな時は無理して勉強しませんでした。勉強しなかったことに対し、モチベーションが下がらないよう、合格体験記を読んだり、先生方や他の受験生に相談して初心に返ってみたりしました。一度に全部受かる必要はありません。一科目ずつ克服していけばいいのです。「焦らず、慌てず、諦めず」の精神を大事にしました。 家事の負担は家族の協力を得て少し減らし、土日・祝日は授業や模試の復習、textにある練習問題を取り組み、間違えた箇所についてはその周辺のtextを読み返し、弱点をノートにまとめました。また、textに出てくる図は概念を見える形にした重要なものが多いので、ノートに書き写しました。コツコツとまとめたノートは勉強してきたという自信につながり、モチベーションを持続的に向上できる上、持ち運びに便利です。平日は通勤時間にそのノートを読み返し、覚える作業を反復していました。 

 CPSのManagementについては、仕事内容と重なっていたため個人的な関心も高く、結果的にはtextをほぼ読み通すことができましたが、苦手意識のあったOS & Technologyや暗記が多いAdministration、ことにボリュームがあって難しいCAPについては、先述した通りの勉強方法で進めました。自分のペースで、妊娠・出産・育児の最中、一つずつクリアできました。いろいろな勉強方法がありますが、やはり、社会人なので自分のライフスタイルに合った勉強方法を見つけ、その方法に迷いなく取り組むこと、そして、日々の仕事を大切にすることが肝心だと思います。 

 合格後はマネジメントに携わる上司が、会社の戦略のもと何を考え行動しているかを意識することができるようになり、私自身、自分の仕事がマネージしやすくなりました。CPS/CAPの勉強は上司の仕事や責任、また会社全体に関する理解を深めることにも役立つと思います。日々の仕事が何よりの勉強であることを再認識させられました。 

 最後になりましたが、現在受験生の皆様、未来の受験生の皆様、ご健闘をお祈り申し上げます。

MS

2011年10月26日水曜日

私のCPS・CAP受験体験記

みなさん、こんばんは。

秋まっただ中、いかがお過ごしでしょうか。
私は誕生日を明日にひかえ、次の新しい1年に向けての期待と、
また1つ歳をとるのが嬉しくないのとで、少し複雑な気分でいます。

今回は、CPS・CAPダブルホルダーの小松朋子さんの登場です。
彼女の勉強方法を詳しく紹介してくださっています。
これから試験を受ける方、特に11月の試験に向けて頑張っている方には、
すぐにでも参考になることがたくさん書かれています。

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みなさん、こんにちは! CPS、CAPの試験が11月ということで、まさに最後の追込みで試験勉強されている方、 また、これから受験してみようかなと考えている方に、少しでも参考になればと思いまして、 試験勉強で自分なりに工夫したことなど私の受験体験を書いてみたいと思います。


 試験勉強中に心がけたこと

1.  必ず1日1時間集中できる時間を確保する
夜は突発的な残業や友人との交流などの時間にも充てたかったので、
勉強は朝型にシフトしました。
朝5時に起きて出勤前に必ず1時間集中して勉強し、
あとは通勤時にテキストを読むなどして補うようにしました。

2.  自分の会社の状況、業務に置き換えてイメージして覚える
テキストを読んでもなかなか覚えられなくて苦労しましたが、
これによって頭に入りやすくなりましたし、直ぐに覚えた知識が実際の業務に活用出来ました。

3.  仕事と勉強の両立でストレスを貯めないようにし、無理をしないで楽しんで勉強する


 勉強方法で工夫したこと

1.  とにかくテキストを繰り返し読む!

試験まであまり時間がなかったので試験までの大枠の勉強スケジュールを立てて、
通学コースで先生が強調された部分を集中的に、
通勤時間に音声講義を聴きながらテキストを読んで復習し、
その後忘れないように間隔を あけて同じように何回か繰り返し読むようにしました。

2.  とにかく問題を繰り返し解く!

テキストの問題や配布される問題など練習問題は全て、
① 間違えた個所はチェックして、次回間違えないようにもう一度テキストを読み解いて理解する
② 何問中何問正解したかの正解率を記録しておいて解く度に正解率を上げて行くようにする
③ 問題を解く際に時間を計って、受験時間のペースをつかむ

この3点を基本にして、間隔をあけて何度も解くようにしました。
特にCAPの場合は事例に沿った出題形式なので、私はテキストを読み解く事よりも、
問題を繰り返し解く事に力を入れ、出題傾向や分析、判断力などの
ビジネスセンスをつかむようにしました。


 CPA・CAPの受験を通じて良かったなと思ったこと

一つ目は、自信が持てたこと、それにより業務の幅も広がりました。 今はアシスタントの業務に加えて人事の新卒採用を担当しています。

採用にはManagementの知識はもちろんですが、採用ホームページの運用など、 Technologyの知識もとても役に立っています。 二つ目は、自分の強み、弱みが明確になったことです。 Office Systems & Technology,Office Administration,Managementと総合的に勉強するため、 自分がどの分野が弱いのかが明確になり、それを克服しようと次のキャリアステップの目標が出来ました。 最後に、通学コースや受験を通じてたくさんの方に出会えたこと。

私にとってこれが一番良かったなと思う事です。 社内で同じようなアシスタントをしている同僚もいなかったので、 今まで独りで試行錯誤しながら頑張ってきましたが、今はさまざまな場所で皆さんが頑張っていると思うと、とても心強く思います。 これからもたくさんの仲間が増えてほしいと思いますので、 多くの方々にCPS、CAP合格に向けて頑張ってほしいと思います。

みなさんの合格!心からお祈りしています!頑張って下さい!

TK

2011年9月26日月曜日

CPS取得後ー私の場合

ずいぶん涼しくなってきましたが、みなさん元気でお過ごしでしょうか?
三連休の週末が2回続いたあとで、私は今日の出社がちょっと辛かったです。
今月は、秘書からキャリアチェンジをされた大塚由美子さんの登場です。

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CPSに合格したのは1998年でした。外資系企業の秘書をしており、まだ30代半ばだった私は、まさに働き盛りの女子でありました。受験のきっかけは、外資系秘書としてのキャリアを何かの形で残しておきたいと思ったからです。CPS取得の2年前には(社)日本秘書協会のCBS(Certified Bilingual Secretary)検定に合格していましたので、次はアメリカの資格をと考えました。しかしアメリカでの就業経験がない私にとって、CPSはかなりの難関でした。当然ですが設問は100%英語ですし、なによりもアメリカ社会を想定した設問です。私にはアメリカ留学の経験さえありませんでした。ですから、受験勉強科目のうちとりわけ”Business Law”はゼロから勉強しなくてはなりませんでした。日本の法律の知識もないのに、よくアメリカの法律を覚えられたなあ、と今思うと感心します。それでも合格したい一心で受験勉強に取り組みました。人生で最も勉強した時代の一つです。

当時CPSの認知度は今ほど高くなく、同期も数人でした。契約社員であった私は、CPSを取得した喜びとやる気であふれていました。しかし、そのやる気とは逆に契約環境は下降気味でした。モチベーションを保つ要素には仕事・人・環境・賃金があると思いますが、それらは次第に入手が難しくなっていきました。不満が徐々に募り、私はいつのまにか人や環境を排他的に見ていることに気付きました。そんな状態では当然のことながら周りとうまくいくはずもありません。このまま不満を抱えて秘書を続けることはできても、それは喜びに繋がらない。自分がハッピーでなければ上司をハッピーにできない。そんなことは過去に何度も経験済みでした。

それが外へ飛び出す決断をしたきっかけとなりました。そして外資系医薬品業界へ転職したのです。CPSを持った秘書としてそれなりにプライドがありましたので、今までの秘書仲間にはしばらく本当のことは言えませんでした。新しい職場でも前歴を積極的に明かすことができず、つまらないことで悩みました。しかし幸いにも品質保証部での仕事は前歴をあまり問われることはなく、やる気と語学力があれば大丈夫でした。しかも患者さんの体内に入れる薬の品質を扱うということで、非常にやりがいのある仕事です。4年前には品質保証責任者となり、現在は国内外で製造する医薬品の品質を包括的に管理しています。
このポジションは必ずしも薬剤師である必要はなく、行政の要件を満たしていれば受け入れてくれる土壌があります。秘書的な働きを求められる場面もあります。ラッキーな転職だったと思います。

子供の頃にベッドで毎晩読んだのは「家庭の医学」。学生時代のアルバイトは病院の薬剤部でした。ほんの少しですが素地があったのかもしれません。

CPSの皆さんにも転機が急に訪れるかもしれません。たとえ向かう方向が秘書職ではなくても、秘書マインドはどの環境においても生かされ歓迎されるということをぜひ覚えておいて頂きたいと思います。

YO

2011年8月24日水曜日

福島原発事故を機に

みなさん

8月も終わりが近づくと、何だかさみしい気分になってきます。
子供のころ、夏休みが終わるのをさみしく感じたことが強くインプットされているのでしょうか。

今月は、JOPAメンバーの岩佐さんより、母としての想いが強くこめられた記事です。
改めて色んな事を考えさせられます。

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このところ不安定な天気が続いていますが、皆さま元気でお過ごしでしょうか。
CPSホルダーの岩佐亜由美です。

今回は明るい話題でも、秘書としての勉強・仕事のお話でもなくて恐縮ですが、最近思っている事を書いてみたいと思います。

 母のつぶやきー放射能汚染について

まずは3月11日の震災で被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。地震、津波、さらに福島の原発事故により、被害を被った方たちにはもうかけるべき言葉さえ見つかりません。胸が引き裂かれる思いです。

私には高校1年になる息子がおります。もう高校生ともなれば体格はほぼ大人と同じくらいに成長していますので、それほど心配する必要はない、と思う方もいらっしゃるかも知れません。でも、調べてみると、年齢が低ければ低いほど危険、また、まだ体が成長段階で、細胞分裂が行われているうちは少なからず影響を受けるとのこと。皆さんの中にもお子様がいらっしゃる方がいて、不安を抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。震災をきっかけに、原発、放射能汚染の事が気になりだし、ヒマさえあれば、ネットなどで調べる事が多くなりました。知れば知るほど、情報提供の不足や情報そのものへの不信感がつのるようになりました。私自身、何を信じてよいのかもう分からなくなっています。子供の健康を心配する親なら誰しも汚染されたものを食卓に出したくありませんよね。あちこちのスーパーを彷徨ってはため息をつく毎日。意を決して近くの大手スーパーの責任者へ「ベクレル表示をして欲しい、そうすれば風評被害も防げます」と訴えてはみましたが、「今現在は対応できませんが、今後の検討材料にさせていただきます」という返答でした。結局私は、独自で厳しく検査・管理している会社からネットで食材を定期購入することに決めました。スーパーも消費者、生産者の板ばさみ状態なのだということは理解できますが、それでもやはり消費者の健康が一番大事なのは言うまでもないことだと思うのです。諸外国よりも高い(*1)日本の暫定基準値(*2)で、「安全です、今すぐには人体に影響はでません」などと繰り返し言われても、不安が募るばかりです。私にとって衝撃的だったのは、福島に住む子供たちの小学校の給食に、あえて福島産の食材を使った事です。ただでさえ、放射線量の高い地域に住む子供たちに何をするのか!と。「風評被害」の意味をはき違えた大人たちの悲しい過ちです。日本国民の美徳とされる「忍耐強さ」がいいように利用されているのでは、と思うようになりました。「日本人はもっと怒ってもいい!」・・と、そうは思っても、「原発反対」のデモに参加するまでの勇気はなく、小さな署名運動くらいしかできない自分に、そして遅々として進まない政府の復興対策・除染作業に苛立ち、ジレンマを感じている今日この頃です。この話題はとてもセンシティブで、私がこの意見を発信することで、反対意見を持つ方、ご気分を害される方もいらっしゃるかも知れませんが、子を持つ一人の母としてのつぶやきとしてお許しくださいませ。

追記)
乳幼児を抱えるお母さんたちの苦労に比べれば、私などはかなりいい加減なもので、加工食品(調味料とかジャムなど)などは気にせず、特に息子に行動を規制するようなこともモチロンしていません。できる範囲で防ぎたい、という思いでおりますので、気になりだしたらまさに「キリ」がありません。この辺りもどこで線引きするのか、悩ましいところです。「集団ヒステリー」などと言われないよう(!)、ひっそりと、でもしっかり情報収集していきたいと思います。

<参考資料>
(*1) http://yokohama-konan.info/wp-content/uploads/2011/06/kizyunti.pdf 
(*2) http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf


 ドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」

それともう1つ。上記の話題に関連しますが、「100,000年後の安全」というドキュメンタリー映画をご存知ですか?ご覧になった方もいらっしゃるかとは思いますが、これはフィンランドが現在建設中の世界初の「高レベル放射性廃棄物の永久地層処理場(オンカロと呼ぶそうです)」について描かれています。避けては通れない、人類、地球の未来にとっての厳しい現実を目の当たりにし、ショックを受けました。深く考えさせられる映画です。映画館での上映は終わってしまっているかも知れませんが、もしチャンスがあったら是非ご覧になってください。


 ドキュメンタリー映画「ガイア・シンフォニー」

お口直しにもう1つ、お勧め映画をご紹介します。地球について考える「ガイア・シンフォニー」という、こちらもドキュメンタリー映画ですが、地球は繋がっている、という壮大なメッセージ性のある映画です。美しい音楽、映像でとても癒される素晴らしい作品です。http://gaiasymphony.com/ 友人からの勧めで観にいったのがきっかけですが、私が今年出会ったイチオシ映画です!でも、あまりに気持ちがよくて、眠ってしまう時もありますが・・・(笑)それもアリ、ということで!

とりとめのない内容で最後までお付き合いくださり、有難うございました。最後になりましたが、被災地福島、東北の方たちに1日も早く笑顔が戻りますように、心からお祈り申し上げます。みんなで力を合わせて行きましょう!

AI






2011年7月31日日曜日

英国便り

みなさん、こんばんは!

東京は雨の週末になりましたが、みなさんはどんな週末を過ごされたでしょうか。
今回は、イギリスで秘書として活躍されているJOPAの仲間、岡田友香さんからの英国便りです。
グリーンパークの写真と、記事に出てくるハンパーの写真(写真はハロッズの豪華なハンパー)もお送りいただきました。
イギリスは私も遥か昔に留学していた国で、当時のことを懐かしく思い出します。

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私はYouth Mobility Schemeという制度をつかって昨年の8月の終わりからイギリスに滞在しています。
Youth Mobility Schemeはワーキングホリデーのような制度で、語学学校に通ったり仕事に就くことができます。
オーストラリアやカナダなど他国のワーキングホリデーと大きく違うところは、滞在が2年認められているということと(他国は通常1年) 、
就労時間の制限がなくビザの有効期間中はフルタイムで普通のイギリス人と同じように仕事に就くことができることです。
この利点を活かして、私は昨年10月から日系銀行で秘書として働いています。




今日はイギリスならではの夏の楽しみ「ピクニック」をご紹介したいと思います。
イギリスは緯度が高いため(北緯51度、だいたい樺太と同じくらい)、今の季節は10:00pmくらいまで明るく、
湿度が低く過ごしやすいので、このきもちのいい夏をめいっぱい満喫しようと平日の夕方や週末には
たくさんの人がお弁当をもって家族や友人たちと公園に繰り出してピクニックを楽しみます。
お弁当は、手作り、デリやレストランのテイクアウェイ、スーパーのサンドイッチなど様々ですが、
ピクニック気分が俄然盛り上がるのがハンパー(Hamper)です。ハンパーとは、籐製のバスケットに
ワイン・お茶・簡単なおつまみ(ジャムやパテ、チーズ、ビスケットなど)・食器・カトラリーなどが入っていて、
これ1つでピクニックができてしまう便利なセットです。
内容も値段もいろいろですが、すごいものになると1つ£1000以上のデラックスなものも。。。
そこまで豪華なものはなかなか手が出せませんが、デパートやお店によってオリジナルのハンパーを販売しているので、
いろいろ試すのも楽しいです。
また、この夏の間の明るさを利用して、公園や広場では野外コンサート、演劇、オペラなどたくさんのイベントが
行われます。私も今週末は、シェークスピアの「夏の夜の夢」の野外公演が、ロンドン郊外のリッチモンドにあるHam Houseという
古いお屋敷のお庭で行われるので、友達とピクニックがてら行く予定です。

それにしても、イギリス人はどうしてこんなにもピクニックが好きなんだろう、と最初はとても不思議でした。
そしてピクニック人気の理由を私なりに考えてみました。それは…
- イギリス人には家族や友人との時間を大切にする人が多い。
 平日もなるべく残業はせず早めに帰る人が多いので(平日夕方のラッシュアワーのピークが5:30pmすぎ!)、
 プライベートを楽しむ時間も長いと思います。
- 雨が多く冬の日照時間がとても少ないので、日が長い夏の間にここぞとばかりに日光浴をする。
 (会社のランチタイムの時間を利用して、公園のベンチで半裸になって日光浴をする人も!)
- 生活スタイルも質素な人が多く、お金のあまりかからないレジャー(ジョギングやハイキングなど)を楽しむ人が多い。
 物価が高く、不景気なのでなるべくお金をかけず楽しむ工夫が必要なのかも…
- 大都市なのに大きな公園や緑が多い。
 古くからある公園が多いため、大木が多く、お弁当をひろげるのにちょうどいい木陰もたくさんあります。

といろいろ考えてみましたが、理由はどうあれ、私もいつの間にかピクニックが大好きになっていました。
そよ風を感じながらみんなとわいわいしながら食べるお弁当って本当においしいし、なんともいえずきもちがよく、
とても幸せな満ち足りた気分になります。
そして、豊かさってこういうことなんだ、と気がつきました。こんな身近なところにお金をかけなくても楽しめる贅沢があったんだって。
そういう楽しみを知っているイギリスの人達ってステキだなぁと心から思うし、それがわかっただけでもイギリスに来てよかったと
思いました。

ぜひ次の週末にはご家族やお友達と連れ立って、お弁当持参でのんびり木陰でピクニックはいかがでしょうか?? :D

YO

2011年6月28日火曜日

人生万事塞翁が馬、そしてCPS・CAP仲間へのお誘い

みなさん、こんにちは!

一気に暑くなりましたね。
今回は、中町早苗さんからの元気が出る記事です。
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この春、20年以上勤めた会社を「会社都合」で辞めました。日本経済がまだ右肩上がりで元気だった頃、イギリス語学留学、外資系重役秘書養成講座を修了し、憧れのドイツ人役員付の秘書の仕事に就きました。この会社に就職が決まった時の喜びは、私の人生の嬉しい出来事ベスト3の1つです。残り2つは、主人との結婚が決まった時(笑)、尊敬する上司のアシスタントに正式に決まった時です。自分がずっと手に入れたいと思っていたものが手に入る、それは本当に「天にも上る」嬉しいことでした。

そして、光陰矢のごとし。2010年春、私はCPSを受験することを決め、絶対一発で合格したいと強く願いました。そのきっかけは、サラリーマンにとっては珍しくもなんともない不本意な人事異動です。会社で長く経験を積み、いくつかの困難を乗り越えつつ、それなりに成果を上げてきたと自負していた私にとって、新しい職場での自分の役割は、精神的にかなりチャレンジングなものでした。CPSに合格すれば、自分の20年近くの経験が正しかったことを立証し、不安定になってしまった自分自身に自信がつく、単純にそう思いました。

CPSを受験するときは、申込書に上司のサインをいただいて提出します。私は、自分が最後に秘書として付いた、既に他社に移られていた元上司にサインをいただき、「合格」をヴィジュアライズしながら必死に勉強しました。受験を決めてから約2か月半、途中ちょっと神がかりつつも、最終的にその夢は実現してくれました。実は、目の前の仕事や自分が置かれた役割に真っ向から向き合わず、勉強に逃げた自分を最初はちょっと責めていました。でも、合格体験を通じ、目の前のネガティブに見える出来事に対しては、恐怖心を抱きつつも正面から立ち向かい、偶然の「必然」で出会った周りの人たちの優しさに助けられながら、自分の人生の舵取りができるようになった気がします。そして、大好きだった自慢の会社を「卒業」しました。

何年か前、ちょっとしたブームになった本、「チーズはどこへ消えた?」を皆さんは読んだことがありますか?本の内容に関しては、賛否両論があると思いますが、自分が大事に思っていて、そして自分はそれを持つに値する人物だと信じていたものがある日突然なくなってしまう。そんな時、人はどう行動するか?実際にそうなる前にちゃんと変化を感じ取り行動できるか?そういったことを考えさせてくれる内容です。(この本の英語のオーディオブックは、英語の勉強としても、自己啓発としてもとてもお勧めなので、よかったら是非!)

東北関東大震災の影響もあり、現在社会はかなりの不況ですが、私は派遣社員の雇用形態でまた仕事を再開しました。一つの会社にかなり長くいた後、この年代でのこの再スタートは、正直戸惑うことも多々あります。でも、CPS受験を通じて出会った素晴らしい同胞たち、人生がうまくいっていると感じさせてくれるデ・ジャブな体験。私は、今、元気に人生の次のチャプターを楽しんでいます。

もし、皆さんの中で、何か迷っていること、怯んでしまっていることがあって、まだ、CPS・CAPを勉強されていない方がおられたら、是非とも勉強をスタートされることをお勧めします。不安や不満は、学んでいるうちにラーナーズハイになることによって、確実に昇華されていきます。積極的に学ぶ気持ちとそれに伴う行動は、絶対、人を若くさせると思います。どんな美容液より効き目があると思います。そしてその結果が「合格」であればまたなおさらのこと!です。

今年もまた、この試験の新たな合格者たちが生まれる時期となりました。各人各様のライフステージの中、それぞれの人生の物語を紡ぎながら、合格の喜びを噛みしめておられる方々のことを思い浮かべています。今回、私の大事な友人が「合格」を手にしました。彼女は、私の「不本意な人事異動」の職場の同僚でした。彼女からの合格の連絡を受けた時、いろいろな出来事が走馬灯のように蘇り、自分の時以上に嬉しく、そしてその喜びを分かち合いました。

「人と人との繋がり」、不安定な今のような時代には、これこそが掛け替えのない大事なものだと多くの人が気づいていると思います。そんな中、JOPAが、同じ目的で頑張ってきた(頑張っている)仲間たちの交流の場の一つとなっていったら嬉しいと思っています。そして、文中には書かなかった私の「奇跡の合格」、応援してくれた心優しい人たちのストーリーを、いつかじかに皆さんに伝えられる機会があることを祈っています。(^^)/

SN

2011年5月22日日曜日

みなさん、こんにちは!
東京ではここのところ夏のような日が続き、
今年は爽やかな5月を楽しめる日が少ないように感じます。
さて、今回は男性初のCPSホルダー、田崎 悦久さんからの記事です。

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CPS受験にあたり、限られた時間を最大限有効に活用するため、どこか学校に通いながら勉強を進めたいと思い、バベルの通学コースを利用いたしましたが、授業で感じたことなどを書いてみたいと思います。

通学コースを受講する皆さんは、まずは体験レッスンを受けてみるのが一般的な流れなのでしょうか。
私は事前にバベルさんの説明も聞かず、体験レッスンにも行かず、ホームページの内容を拝見しただけで、"Intuition" で受講を即決いたしました。
(日本国内には他に適当なスクールもなく、ほぼNo choice の状態だったこともありますが。)

私は、Office System & Tech → Office Admin → Managementの順番で受講いたしました。
今考えると、最もとっつきにくい科目を最初にクリヤーしておくことができ、ラッキーだったと思います。
Office Admin, Management と馴染みの深い分野を勉強するかたわら、時間が空いたらOffice System & Tech の苦手部分を並行しながら、じっくり勉強することができたからです。

講師の方々は四者四様で、どの先生も個性と熱意に溢れていて、私自身も非常に高い士気をもって勉強を継続させていただくことができました。
おそらく、ほとんどの講師の皆さんと私の年齢が近いのだと思いますが、ジェネレーション的にも親近感をおぼえました。
講義を受けながら常々感じていたことは。。。
人にモノを教えるというのは、本当にスゴイことだということです。
講師の方々も、もとは皆さんもCPS/CAPの受験生だったのですよね。
かつてはバベルの通学コースに通われていた方もいらっしゃるとか。
自分自身が知識を習得することは難しくなくても、それを人に教えるというのは別問題です。本当に難しいことだと思います。
しかも、受講者の皆さんは決して安くはないお金を払っているわけですから、講師の方におかれては学校側・生徒へのプレッシャーもあるでしょう。
そんなシビアな状況の中で難なく、こともなげに講義を続けていらっしゃり、本当に敬服してしまいます。
まずあり得ませんが、万一、万一バベルさんからオファーを受けたら、自分に講師が務まるだろうか???
そんなことも考えたりもしましたが、答えは「否」です。
私にはきっとできませぬ!

1日4時間の授業は長いかな?と思いましたが、集中しているとあっという間に過ぎていきました。
受講時期は昨年の夏でしたが、本当に充実した半年間で、暑い・熱い夏になりました。
実際に試験に合格することもできましたし、昨年の夏のことは一生忘れないでしょう。

通学コースを利用して、一番良かったなと思うことは。。。
授業でご一緒させていただいた方々は、素敵な人が多かったことです。
さすがCPS合格を目指されている方は一味違うな~と実感いたしました。
情報交換をしたり、励まし合ったりしながら一緒に勉強を進めることができ、本当に心強かったですし、CPSを離れて、普段の仕事のことなどを相談できたり、アドバイスをもらったりできることは非常にありがたいことです。
今でも、たまに一緒に食事に行ったり、メールでやり取りをさせていただいている方々もいますが、今後も是非ともおつきあいを続けさせていただき、貴重な横のつながりを大事にしていきたいと思います。

CPSを受験しよう、バベルの通学コースに通おうと決めた私の"Intuition" は正しかったようです。

YT

2011年4月30日土曜日

ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか?
今回は、昨年CPSとCAPの両方に合格した鈴木愛海さんより
試験対策のヒントをいただきました。
5月の試験に向けて頑張っている方は、是非参考にしてください。

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CPSとCAP受験予定の皆様、
そろそろラストスパートといった頃でしょうか。
仕事、家庭に追われる中で勉強の時間を見出すのは、とても大変なことだと思います。
私自身も出張や締切に追われて腰を据えての勉強はほとんどできませんでした。

ただ、その状況下でも合格できたのは、CPSやCAPで学ぶ内容を日々の生活(仕事も含む)と結び付けて分析する癖をつけたことが大きかったと思います。僭越ながら、私の勉強法を以下に紹介させて頂きます。

 職場で与えられた仕事一つ一つを客観的に分析してみましょう

1. 会議の設営を任されたとします。会議の目的や参加者のタイトルによって設営もずいぶん変わってきます。両CPS,CAPともにミーティングの種類が細かに紹介されています。それのどれにあてはまるのか?と自問自答してみてはいかがでしょうか。

2. 公式文書の作成や校正を依頼されたとします。テキストでは、Complimentaryセンテンスや文章の適切な構成(ポジティブな文書の場合、ネガティブな文書の場合など)についても深く堀り下げられています。今、任されている文書は、どのレイアウト、どの文章構成が一番適切なのか、別文書をリファレンスとしている場合には、その出所がしっかりと記載されているかなど、分析してみましょう。

3. 家庭の場合では、特にいろいろと判断・決断を強いられることがあります。その影響力は、職場とまた違うと思いますが、実は家庭もとてもいい学習の場となります。たとえば、人間24時間しか無い中でしなくてはならないことはたくさんあります(洗濯、掃除、料理、その他家のメンテナンスなど)。その場合、優先順位をつけて対応してくことになります。その順位をつけるには、一つ一つのタスクに根本的に期待される"正確性=Accuracy"と"速さ=Speed"を一瞬で分析する必要があります。(こちらは、職場でも置き換えられるケースが多々あります。)このように自分の目の前にあるタスクに対して、これは正確性と速さとどちらが求められているのかと自問自答するといいかもしれません。

この勉強法だとテキストの文字を読んでただただ理解しようとするよりも行動を以て、理解できる上に楽しくできるのではないでしょうか。

もし、時間に余裕ができた場合には、テキストに出ている各チャプター毎の問題、バベルのサイト上で掲載されている練習問題、クラスで配布された問題・資料を繰り返し解き、間違えた場所は、テキストで確認の上、最後まで理解するとどんな問題がきても不安に陥ることはないと思います。時間が限られている場合には、配布問題、バベルサイト掲載練習問題、テキスト問題の順で抑えていくことをおすすめします。

CPS,CAPのテストは、単語や理論の暗記よりも全体像の把握から一つ一つを理解していくことが重要のように思えます。試験自体もケーススタディーがメインとなります。だからこそ日々の生活に置き換えることが私に合格をもたらしてくれたのではないかと思っています。

この資格は、どんな職務をになっていても(職場のみならず、家庭でも)学べば、必ず役に立ちます。私の場合は、仕事をよりスムーズにすすめられるようになりました。合格へ向けて自信をもって、楽しく頑張ってまいりましょう!!
皆様の合格を心より祈念致しております。

AS

2011年4月3日日曜日

タイトル:3.11 東日本大地震

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3月11日に発生した東日本大地震により、亡くなられた方々のご冥福を
お祈り申し上げます。
被災地の皆様、ご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、
被災地の一日も早い復興を切に祈っております。
また、災害の復旧に従事される方々に心よりの敬意を表し、感謝申し上げます。

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この記事は先週末に書いたものがベースになっていますので、
情報が古くなっている場合があります。ご了承ください。

こんにちは。JOPAの鈴木です。
地震から20日がすぎましたが、生活は一変し日々状況は変化しています。
特に日本の東側にお住まいの皆様におかれましては
落ち着かない日々をお過ごしの方も多いかと思います。
私自身も都内に住むそんな一人です。
かつて経験のないような事態・状況でどのような行動をとればよいのか、
何を信じればよいのか私自身まだ揺らいでいる部分もあります。
原発については、週末からはまた状況が変化しています。
これは私の個人的な判断ですが、自分なりに調べ、
某国立大学の原子力研究所副所長の話も直接聞き、
TVの情報も見た上でしばらく静観しようと決めました。

しかしながら一連の政府や政府の情報への不信感というものは
今までの経緯から当然だと思います。
一方で海外メディアの情報は本当に正しいのでしょうか。

・日本の真の色が光るように 外国メディアも混乱しまくった大惨事のその先で
(gooニュース)
http://news.goo.ne.jp/article/newsengw/world/newsengw-20110322-01.html?pageIndex=1

このリンクは震災発生から最初の10日間くらいの欧米の報道についてのまとめが入っています。
これを読むとつい欧米のニュースソースは正しいと思ってしまう自分に気付きます。

今回のことを考える上でこのサイトも参考にし、なるほどと思ったフレーズが下記です。
安全と安心は違います。安全は技術的に解決できますが、安心はそれに心の問題が加わります。どうしても安心できないときは、自分の心のままに従って、自分を大事にしてください。
その通りだと思います。
・藤林徹(元東芝原子炉設計部長)
https://sites.google.com/site/reportfujibayashi/

そして下記の記事を読んで冷静にならなくては、と思いました。
・地震災害復興にあたって~自分ができることをできる限りしよう、
 正確な情報を集めよう、他者の非難を止めよう
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2011/03/post-c680.html

・緊急時にインターネット情報を判断するためのポイント5つ
 ~情報の真偽を短い時間で、限られた情報源で判断することの難しさについて
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2011/03/post-94ee.html

私は全くカツマーではありませんが、レジリエンスの記事と合わせて参考になりました。
・レジリエンス(resilience):困難な状況にもかかわらず、うまく適応できる力
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2011/03/3d-c4aa.html
欧米のメディアでも今回の日本人についてこの単語がかなり使われていたように思います。


皆さんもネット上、リアルの情報を通して日々判断をしていると思いますが、
原発については私も含め知識の少ない人も多く、不安になってしまいます。
下記のリンクは3/26以前のものなので、その後状況が変わっている可能性がありますが、
前提が変わっていなければ原則は同じだと思われます。
・東北大学川島隆太教授のウェブサイト
http://www.fbi.idac.tohoku.ac.jp/fbi/

・東北大学川島隆太教授の新聞記事
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t73060.htm

日々汚染の状況や原発の状態の変化を確認し自分で判断して行動する必要があると思います。
現段階では状況に応じてマスクの着用や水に気をつけるなど、
自分の周りの状況の変化を都度状況確認し行動することです。
しかし原発の事故の深刻さは当然ながら、私たちの原発に対する絶対的な無知というものがあり、
正直科学者たちの言葉や表現が理解しづらいという部分が判断する上で不安に感じる最大の要因ではないかと思います。
科学者は絶対という表現をさける(上記記事より)とのことで、断言してくれないことは不安ですが、
今現在日本人の原発研究者がまだ多数東京にいてTV出演している状況です。
決してそのことが安全の担保ではありませんが、過敏に反応しすぎず
冷静に日々をすごしていきたいです。
ただしお子さんのいらっしゃる方は全く事情が異なると思います。
前述した、安心できないときは…ということがプライオリティだと思います。
そのような方々に優先的に安全なものが渡るように、不要な買占めなど
慎みたいと思います。
また、とてもエモーショナルな記事ですが、この記事も冷静に行動することを
説いています。感動しました。
バベルでCPSを一緒に勉強していた友人が教えてくれました。
・村上龍氏のNew York Timesの記事
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/


これからも情報収集を続け、判断基準を増やしながら、冷静に行動に
努めたいと思います。心で感じることも忘れずに…


週末にJOPAのメンバーで集まりました。久しぶりに外でご飯を食べた
という人も多く、皆の顔を見て積もる話もできて束の間ほっとすることが
できました。このような時期に重苦しい記事で恐縮ですが、今後は違う話題も
どんどん増えると思いますので、ご期待ください。

YS

2011年2月14日月曜日

Happy Valentine's Day

この時期になると、あちこちに美味しそうなチョコレートが並びますね♪
自分で食べたいものばかりです。

チョコレートの原料のカカオ豆が作られている主な国に、
ガーナやナイジェリアがあります。
ここでは、子供達が過酷な状況で働かされていたりします。
安価で大量生産するためです。

また、カカオ豆の取引の際、適正な価格で取引されない
こともあるようです。

大人が公正な賃金を得て育てたカカオ豆だけを使用している
フェアトレード・チョコレートも、
プレゼントの選択肢にしてみてはいかがでしょうか。
包装もかわいいです♪

People Tree チョコ
http://www.peopletree.co.jp/choco/index.html



最近は、ホールケーキの1ピース分欠けているものを
ホール分の価格で販売するプロジェクトもあるようですね。
ケーキ1ピース分のお金が食料支援プロジェクトに
役立てられるそうです。

Love Cake Project
http://www.worldvision.jp/involve/lovecake/index.html



ブルガリも、チャリティーリングを発売したりしていますが、
自分のために買ったもので、チャリティにも貢献できるというのは
二重の幸せを感じられるかもしれません。
今日は、世界中がLOVEでいっぱいになる日になるといいですね!

JOPA理事・高橋