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2011年11月30日水曜日

受験、そして妊娠

みなさん、こんばんは!

11月もいよいよ今日で終わりですね。
あと1ヶ月で今年が終わるなんて、あまりにも早くて、なんだか夢でも見ているような気分です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今回は、受験勉強中に妊娠をし、出産後1ヶ月ちょっとでCPS最後の科目を受験、祝賀会には生後3-4カ月になった赤ちゃんと一緒に参加されたM.S.さんからの体験談です。
最後の科目受験の時は、試験のことよりも、軽くなったお腹で1人で外出できることが嬉しかったのだそうです。

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①受験のきっかけ ②受験対策 ③合格後の成果 の3点ついてご紹介したいと思います。 

 CPS(現CAP)/CAP(現CAP-OM)という資格の存在を知ったのは、秘書になって5年を迎えた頃でした。上司や同僚から頂く評価とは別に、より客観的な評価と今まで培ってきたキャリアをより強固にする裏付けがあればいいなと思っていた時期でしたので、善は急げということでCPS受験に飛びつきました。試験内容は日々の業務内容がまさにtextとなっていました。ちょうど英語力の改善にもなるし、授業に参加して先生方や他の受験生に出会えることは、職場や家庭とはまた違う世界を知ることになるので大変嬉しく思いました。 

 ただ、問題は勉強時間の確保。平日は早朝出勤、夜は残業が多く、昼休みも急な仕事が入るので勉強はほとんどできませんでした。週末は平日にたまった疲労と家事のため長時間は取れませんでした。加えてCPS科目受験中に妊娠…。妊娠中は気分に波があり、勉強する気力がないことも多々あり、思うように捗りませんでした。そんな時は無理して勉強しませんでした。勉強しなかったことに対し、モチベーションが下がらないよう、合格体験記を読んだり、先生方や他の受験生に相談して初心に返ってみたりしました。一度に全部受かる必要はありません。一科目ずつ克服していけばいいのです。「焦らず、慌てず、諦めず」の精神を大事にしました。 家事の負担は家族の協力を得て少し減らし、土日・祝日は授業や模試の復習、textにある練習問題を取り組み、間違えた箇所についてはその周辺のtextを読み返し、弱点をノートにまとめました。また、textに出てくる図は概念を見える形にした重要なものが多いので、ノートに書き写しました。コツコツとまとめたノートは勉強してきたという自信につながり、モチベーションを持続的に向上できる上、持ち運びに便利です。平日は通勤時間にそのノートを読み返し、覚える作業を反復していました。 

 CPSのManagementについては、仕事内容と重なっていたため個人的な関心も高く、結果的にはtextをほぼ読み通すことができましたが、苦手意識のあったOS & Technologyや暗記が多いAdministration、ことにボリュームがあって難しいCAPについては、先述した通りの勉強方法で進めました。自分のペースで、妊娠・出産・育児の最中、一つずつクリアできました。いろいろな勉強方法がありますが、やはり、社会人なので自分のライフスタイルに合った勉強方法を見つけ、その方法に迷いなく取り組むこと、そして、日々の仕事を大切にすることが肝心だと思います。 

 合格後はマネジメントに携わる上司が、会社の戦略のもと何を考え行動しているかを意識することができるようになり、私自身、自分の仕事がマネージしやすくなりました。CPS/CAPの勉強は上司の仕事や責任、また会社全体に関する理解を深めることにも役立つと思います。日々の仕事が何よりの勉強であることを再認識させられました。 

 最後になりましたが、現在受験生の皆様、未来の受験生の皆様、ご健闘をお祈り申し上げます。

MS

2011年9月26日月曜日

CPS取得後ー私の場合

ずいぶん涼しくなってきましたが、みなさん元気でお過ごしでしょうか?
三連休の週末が2回続いたあとで、私は今日の出社がちょっと辛かったです。
今月は、秘書からキャリアチェンジをされた大塚由美子さんの登場です。

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CPSに合格したのは1998年でした。外資系企業の秘書をしており、まだ30代半ばだった私は、まさに働き盛りの女子でありました。受験のきっかけは、外資系秘書としてのキャリアを何かの形で残しておきたいと思ったからです。CPS取得の2年前には(社)日本秘書協会のCBS(Certified Bilingual Secretary)検定に合格していましたので、次はアメリカの資格をと考えました。しかしアメリカでの就業経験がない私にとって、CPSはかなりの難関でした。当然ですが設問は100%英語ですし、なによりもアメリカ社会を想定した設問です。私にはアメリカ留学の経験さえありませんでした。ですから、受験勉強科目のうちとりわけ”Business Law”はゼロから勉強しなくてはなりませんでした。日本の法律の知識もないのに、よくアメリカの法律を覚えられたなあ、と今思うと感心します。それでも合格したい一心で受験勉強に取り組みました。人生で最も勉強した時代の一つです。

当時CPSの認知度は今ほど高くなく、同期も数人でした。契約社員であった私は、CPSを取得した喜びとやる気であふれていました。しかし、そのやる気とは逆に契約環境は下降気味でした。モチベーションを保つ要素には仕事・人・環境・賃金があると思いますが、それらは次第に入手が難しくなっていきました。不満が徐々に募り、私はいつのまにか人や環境を排他的に見ていることに気付きました。そんな状態では当然のことながら周りとうまくいくはずもありません。このまま不満を抱えて秘書を続けることはできても、それは喜びに繋がらない。自分がハッピーでなければ上司をハッピーにできない。そんなことは過去に何度も経験済みでした。

それが外へ飛び出す決断をしたきっかけとなりました。そして外資系医薬品業界へ転職したのです。CPSを持った秘書としてそれなりにプライドがありましたので、今までの秘書仲間にはしばらく本当のことは言えませんでした。新しい職場でも前歴を積極的に明かすことができず、つまらないことで悩みました。しかし幸いにも品質保証部での仕事は前歴をあまり問われることはなく、やる気と語学力があれば大丈夫でした。しかも患者さんの体内に入れる薬の品質を扱うということで、非常にやりがいのある仕事です。4年前には品質保証責任者となり、現在は国内外で製造する医薬品の品質を包括的に管理しています。
このポジションは必ずしも薬剤師である必要はなく、行政の要件を満たしていれば受け入れてくれる土壌があります。秘書的な働きを求められる場面もあります。ラッキーな転職だったと思います。

子供の頃にベッドで毎晩読んだのは「家庭の医学」。学生時代のアルバイトは病院の薬剤部でした。ほんの少しですが素地があったのかもしれません。

CPSの皆さんにも転機が急に訪れるかもしれません。たとえ向かう方向が秘書職ではなくても、秘書マインドはどの環境においても生かされ歓迎されるということをぜひ覚えておいて頂きたいと思います。

YO

2011年7月31日日曜日

英国便り

みなさん、こんばんは!

東京は雨の週末になりましたが、みなさんはどんな週末を過ごされたでしょうか。
今回は、イギリスで秘書として活躍されているJOPAの仲間、岡田友香さんからの英国便りです。
グリーンパークの写真と、記事に出てくるハンパーの写真(写真はハロッズの豪華なハンパー)もお送りいただきました。
イギリスは私も遥か昔に留学していた国で、当時のことを懐かしく思い出します。

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私はYouth Mobility Schemeという制度をつかって昨年の8月の終わりからイギリスに滞在しています。
Youth Mobility Schemeはワーキングホリデーのような制度で、語学学校に通ったり仕事に就くことができます。
オーストラリアやカナダなど他国のワーキングホリデーと大きく違うところは、滞在が2年認められているということと(他国は通常1年) 、
就労時間の制限がなくビザの有効期間中はフルタイムで普通のイギリス人と同じように仕事に就くことができることです。
この利点を活かして、私は昨年10月から日系銀行で秘書として働いています。




今日はイギリスならではの夏の楽しみ「ピクニック」をご紹介したいと思います。
イギリスは緯度が高いため(北緯51度、だいたい樺太と同じくらい)、今の季節は10:00pmくらいまで明るく、
湿度が低く過ごしやすいので、このきもちのいい夏をめいっぱい満喫しようと平日の夕方や週末には
たくさんの人がお弁当をもって家族や友人たちと公園に繰り出してピクニックを楽しみます。
お弁当は、手作り、デリやレストランのテイクアウェイ、スーパーのサンドイッチなど様々ですが、
ピクニック気分が俄然盛り上がるのがハンパー(Hamper)です。ハンパーとは、籐製のバスケットに
ワイン・お茶・簡単なおつまみ(ジャムやパテ、チーズ、ビスケットなど)・食器・カトラリーなどが入っていて、
これ1つでピクニックができてしまう便利なセットです。
内容も値段もいろいろですが、すごいものになると1つ£1000以上のデラックスなものも。。。
そこまで豪華なものはなかなか手が出せませんが、デパートやお店によってオリジナルのハンパーを販売しているので、
いろいろ試すのも楽しいです。
また、この夏の間の明るさを利用して、公園や広場では野外コンサート、演劇、オペラなどたくさんのイベントが
行われます。私も今週末は、シェークスピアの「夏の夜の夢」の野外公演が、ロンドン郊外のリッチモンドにあるHam Houseという
古いお屋敷のお庭で行われるので、友達とピクニックがてら行く予定です。

それにしても、イギリス人はどうしてこんなにもピクニックが好きなんだろう、と最初はとても不思議でした。
そしてピクニック人気の理由を私なりに考えてみました。それは…
- イギリス人には家族や友人との時間を大切にする人が多い。
 平日もなるべく残業はせず早めに帰る人が多いので(平日夕方のラッシュアワーのピークが5:30pmすぎ!)、
 プライベートを楽しむ時間も長いと思います。
- 雨が多く冬の日照時間がとても少ないので、日が長い夏の間にここぞとばかりに日光浴をする。
 (会社のランチタイムの時間を利用して、公園のベンチで半裸になって日光浴をする人も!)
- 生活スタイルも質素な人が多く、お金のあまりかからないレジャー(ジョギングやハイキングなど)を楽しむ人が多い。
 物価が高く、不景気なのでなるべくお金をかけず楽しむ工夫が必要なのかも…
- 大都市なのに大きな公園や緑が多い。
 古くからある公園が多いため、大木が多く、お弁当をひろげるのにちょうどいい木陰もたくさんあります。

といろいろ考えてみましたが、理由はどうあれ、私もいつの間にかピクニックが大好きになっていました。
そよ風を感じながらみんなとわいわいしながら食べるお弁当って本当においしいし、なんともいえずきもちがよく、
とても幸せな満ち足りた気分になります。
そして、豊かさってこういうことなんだ、と気がつきました。こんな身近なところにお金をかけなくても楽しめる贅沢があったんだって。
そういう楽しみを知っているイギリスの人達ってステキだなぁと心から思うし、それがわかっただけでもイギリスに来てよかったと
思いました。

ぜひ次の週末にはご家族やお友達と連れ立って、お弁当持参でのんびり木陰でピクニックはいかがでしょうか?? :D

YO

2011年6月28日火曜日

人生万事塞翁が馬、そしてCPS・CAP仲間へのお誘い

みなさん、こんにちは!

一気に暑くなりましたね。
今回は、中町早苗さんからの元気が出る記事です。
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この春、20年以上勤めた会社を「会社都合」で辞めました。日本経済がまだ右肩上がりで元気だった頃、イギリス語学留学、外資系重役秘書養成講座を修了し、憧れのドイツ人役員付の秘書の仕事に就きました。この会社に就職が決まった時の喜びは、私の人生の嬉しい出来事ベスト3の1つです。残り2つは、主人との結婚が決まった時(笑)、尊敬する上司のアシスタントに正式に決まった時です。自分がずっと手に入れたいと思っていたものが手に入る、それは本当に「天にも上る」嬉しいことでした。

そして、光陰矢のごとし。2010年春、私はCPSを受験することを決め、絶対一発で合格したいと強く願いました。そのきっかけは、サラリーマンにとっては珍しくもなんともない不本意な人事異動です。会社で長く経験を積み、いくつかの困難を乗り越えつつ、それなりに成果を上げてきたと自負していた私にとって、新しい職場での自分の役割は、精神的にかなりチャレンジングなものでした。CPSに合格すれば、自分の20年近くの経験が正しかったことを立証し、不安定になってしまった自分自身に自信がつく、単純にそう思いました。

CPSを受験するときは、申込書に上司のサインをいただいて提出します。私は、自分が最後に秘書として付いた、既に他社に移られていた元上司にサインをいただき、「合格」をヴィジュアライズしながら必死に勉強しました。受験を決めてから約2か月半、途中ちょっと神がかりつつも、最終的にその夢は実現してくれました。実は、目の前の仕事や自分が置かれた役割に真っ向から向き合わず、勉強に逃げた自分を最初はちょっと責めていました。でも、合格体験を通じ、目の前のネガティブに見える出来事に対しては、恐怖心を抱きつつも正面から立ち向かい、偶然の「必然」で出会った周りの人たちの優しさに助けられながら、自分の人生の舵取りができるようになった気がします。そして、大好きだった自慢の会社を「卒業」しました。

何年か前、ちょっとしたブームになった本、「チーズはどこへ消えた?」を皆さんは読んだことがありますか?本の内容に関しては、賛否両論があると思いますが、自分が大事に思っていて、そして自分はそれを持つに値する人物だと信じていたものがある日突然なくなってしまう。そんな時、人はどう行動するか?実際にそうなる前にちゃんと変化を感じ取り行動できるか?そういったことを考えさせてくれる内容です。(この本の英語のオーディオブックは、英語の勉強としても、自己啓発としてもとてもお勧めなので、よかったら是非!)

東北関東大震災の影響もあり、現在社会はかなりの不況ですが、私は派遣社員の雇用形態でまた仕事を再開しました。一つの会社にかなり長くいた後、この年代でのこの再スタートは、正直戸惑うことも多々あります。でも、CPS受験を通じて出会った素晴らしい同胞たち、人生がうまくいっていると感じさせてくれるデ・ジャブな体験。私は、今、元気に人生の次のチャプターを楽しんでいます。

もし、皆さんの中で、何か迷っていること、怯んでしまっていることがあって、まだ、CPS・CAPを勉強されていない方がおられたら、是非とも勉強をスタートされることをお勧めします。不安や不満は、学んでいるうちにラーナーズハイになることによって、確実に昇華されていきます。積極的に学ぶ気持ちとそれに伴う行動は、絶対、人を若くさせると思います。どんな美容液より効き目があると思います。そしてその結果が「合格」であればまたなおさらのこと!です。

今年もまた、この試験の新たな合格者たちが生まれる時期となりました。各人各様のライフステージの中、それぞれの人生の物語を紡ぎながら、合格の喜びを噛みしめておられる方々のことを思い浮かべています。今回、私の大事な友人が「合格」を手にしました。彼女は、私の「不本意な人事異動」の職場の同僚でした。彼女からの合格の連絡を受けた時、いろいろな出来事が走馬灯のように蘇り、自分の時以上に嬉しく、そしてその喜びを分かち合いました。

「人と人との繋がり」、不安定な今のような時代には、これこそが掛け替えのない大事なものだと多くの人が気づいていると思います。そんな中、JOPAが、同じ目的で頑張ってきた(頑張っている)仲間たちの交流の場の一つとなっていったら嬉しいと思っています。そして、文中には書かなかった私の「奇跡の合格」、応援してくれた心優しい人たちのストーリーを、いつかじかに皆さんに伝えられる機会があることを祈っています。(^^)/

SN