2013年3月28日木曜日

CAP資格取得にあたり

みなさん

こんばんは!

今年はずいぶん早い桜の開花となりましたね。
お花見の予定を急に変更された方も多かったことと思います。

そしてあと1か月ちょっとで、またCAP/CAP-OMの試験がやってきます。
5月の試験に向けて勉強をされているかたも多いと思いますが、
今月は、その中のお1人、マーシャル・サダヨさんからの記事です。

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こんにちは。マーシャルサダヨと申します。現在、5月のCAP試験に向けてオンラインコースを受講しています。受講を開始したのは昨年秋。最初は、授業のライブ放送を聴講しながら勉強を始めました。そして、受験準備に本腰を入れ始めたのは今年になってから。甘かったです。要求される広範な知識に圧倒されていますが、週ごとに計画を立てて日々奮闘しています。

現在は、飲料会社で社内翻訳をしています。翻訳業を始めて15年。現在の会社には5年勤務しています。社内のあらゆる部署から依頼される翻訳資料をコーディネートしながら、大半を日本語から英語へ翻訳しています。さて、翻訳でいつも気を付けていること、それは「ジャンクイン・パーフェクトアウト」です。翻訳業界ではよく知られた言葉なので聞いたことがある方も多いと思います。翻訳に入ってきた文章が「ジャンク=分かりにくい文章」だからといって、出ていく文章も「ジャンク」では、「ジャンクイン・ジャンクアウト」。これでは、翻訳の役割を果たしません。「ジャンク」な文章でもメッセージや本質を理解して「パーフェクト= 読みやすく理路整然と簡潔に書かれた文章」に翻訳することが求められます。基本中の基本ですが、非常に難しいことでもあります。日々多忙な業務に追われながら資料を作成するビジネスパーソンの文章は、内容の整理に欠けていてポイントが曖昧なことが少なくないからです。でも、資料を読むのは経営者。そして、その目的は意思決定。経営者の意思決定を円滑にするため、一目で意味が分かる良い文章に翻訳するよう心がけています。

さて、私は役員の資料を翻訳しているので、秘書の方々とも近いところに身を置いています。私が憧れる秘書は、やはり経営の知識も兼ね備えたプロフェッショナル。上司がパフォーマンスを十分発揮できるよう、単なるアシスタントに留まることなく経営者の目線で行動ができる人です。これは、秘書のみならず、すべてのビジネスパーソンに通じることだと思います。CAPの知識はビジネス全般に活かせます。そして、これが私がCAPの勉強を始めた理由でもあります。学習したことをキャリアに活かし、今後も静かなる向学心をマイペースで持ち続けて人生を充実させていけたら幸せだと思います。
SM