2013年1月27日日曜日

ヴェルディに学ぶ

みなさん

こんにちは。

寒い日が続きますね。
インフルエンザも流行っているようですが、元気でお過ごしでしょうか?
私は年明け早々に思いっきり体を冷やしてしまって、風邪をぶりかえしてしまいました。
昨年は体調不良に悩まされたので、今年はしっかり健康管理しようと決めたところでしたが…

さて、今年最初の記事は河田先生からです。
目標の立て方、とても参考になります。

***********************************************************************************

  皆さん、こんにちは。

2013年が幕を開けました。
皆さんは、どんな一年を計画されていらっしゃいますか。
クラッシック音楽好きの私にとっては、ヴェルディとワーグナーの生誕200周年に当たるオペライヤーでもあります。そこで、ヴェルディのお話を少し。

 ヴェルディは、言うまでもなく、「椿姫」や「アイーダ」に代表される数々のオペラや「レクイエム」等の名曲を世に送り出したイタリアの作曲家ですが、その作品の素晴らしさには勿論、更に心を動かされるのは、彼の仕事への情熱です。既に名声と高い地位を手に入れていたにも関わらず、「まだやり残したことがある」と新境地である喜劇に挑戦し、名作「ファルスタッフ」を完成させたのは、なんと80歳直前でした。
「体力や気力の衰え」は、彼にとって単なる言い訳に過ぎなかったのかもしれません。

 皆さんは80歳になった時、どんな風でありたいと考えたことはありますか。
「10年先のことだってわからないのに・・」と私も思っていたのですが、”Time Management”の大家であるフランクリン・コーヴィの本に「80歳の誕生日」と言う一節があることを思い出しました。

 「あなたが80歳の誕生日を迎え、豪華なパーティーが開かれることになりました。
家族やたくさんの友人、仕事関係者も出席してくれ、皆からお祝いのスピーチをもらいます。スピーチは皆、あなたへの感謝を表したものです。さて、あなたはどんな人から、どんな言葉をもらいたいと思いますか。」

 その答えは、「自分の理想像」を描くことにつながり、それを目の前の具体的な目標と関連づけていけば、より充実した毎日を送ることができるわけです。つまり、これからの毎日は、未来の自分を形成する為の大切な積み重ねと言うことになりますよね。

 80歳になっても、音楽を追求し続けたヴェルディ。でもその挑戦は、たゆみない努力と長年の人生経験の上にこそ成り立ったのかもしれません。

 まずは健康に気を付け、今年もお互いに頑張りましょうね。
 良い年になりますように。
YK