こんばんは。
夏のような暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
気温が高くても湿気のないいこの時期が、私は1年で一番好きです。
今月もまたキャリアチェンジをしたJOPAメンバー、森さやかさんの登場です。
役員秘書から気象キャスターへと大転身されました。
英語での気象予報、かっこいいですね!
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みなさま、こんにちは。
季節はもう5月下旬、暖かさに慣れてきたころ、次は蒸し暑さとのたたかいが始まりますね。例年東京では、梅雨は6月8日頃に始まり、7月20日頃に開けます。6月下旬ころが最も雨が降りやすい時期で約半分が雨の日になります。
自己紹介が遅れました。現在国際放送で気象キャスターをしております、森さやかと申します。以前はアメリカの経済団体で役員秘書をしておりました。
米国秘書検定は2006年に取得しました。その翌月に米国経済団体で秘書として働き始め、4年半勤務した後、昨年、英語放送のテレビ局に転職をしました。
最近、特に女性の方で驚くべきキャリア転換をされる方が多いように思います。たとえば、OLからヨガのインストラクター、女優から尼さん、主婦から会社経営者などなど。。。女性の思いっきりの良さったら、男性をしのぶものがあります。もちろん男性は女性とは違って確実な道を進まないと家庭を養っていけないという事情があるのでしょうが。とにかく女性にはものすごい行動力と勇気があるなあと実感します。
私のキャリア転換はそんなにかっこいいものではないのですが、ただ昔からの夢を少しずつ少しずつ実現しようとしてきた結果だと思います。中学生のころから空を見るのが好きで気象予報士に憧れていました。その頃勉強を始めましたが、見たこともないギリシャ文字で書かれた数式や知らない物理法則などを見て断念し、それ以来その夢を封印していました。テレビで予報士を見るたびに、心の中で何か悔しさがこみあげていました。ところがある日、突然、「このままこの悔しい気持ちを墓にまで持っていったら、死んでも死にきれないなあ」と思ったのです。なんのきっかけだったかはわからないのですが、ふとそう思いました。その翌日から再び勉強を始めました。
社会人になると帰宅するとへとへとで、なかなか自分の時間も取れません。ただ彼氏がいなかったので、土日は暇。それが功を奏したか、週末は勉強に取り掛かれました。一年後念願かなって合格することができました。
今でも感謝しているのは、会社の上司や仲間が私の合格をわが身のように喜んでくれて、いつかテレビに出て頑張って!と後押しをしてくれたことでした。会社のみんなが転職を応援してくれるなんて、あまり聞く話ではありません。周りの温かいサポートのおかげで昨年、気象キャスターという夢をかなえることができました。
やりたいと思っても封印していたことがあるのなら、勇気を出して前に進んでみてもいいかもしれません。その気持ちをそのまま持ち続けているよりも、ずっと楽になれるのではないでしょうか。
SM