みなさん
こんにちは。
ゴールデンウイークがスタートしましたが、
みなさんどんな連休をお過ごしでしょうか。
今回は、希少な男性会員でこの春よりキャリアチェンジをされたTAさんからの記事です。
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みなさん、こんにちは。
東日本大震災を経て、何気ない日常生活を慈しむ気持ちが強くなりましたが、他方、思い切って一歩踏み出すことの大切さも痛感するようになりました。人生においては、変えられないものと変えられるものを見分ける「知恵」と変えられないものを受け入れる「冷静さ」と変えられるものを変えていく「勇気」が必要であると言われています。
この春、大きな「変化」がありました。永年勤めた金融界から教育界に転身しました。いつの頃からか「人の成長を支援し笑顔を増やす」ことが自分のミッションであると意識するようになり、大学で教えるという夢の実現に向けて社会人大学院で学んできました。叶うという確信はありませんでしたが、努力を続けること自体は楽しい営みでした。その過程で、人的ネットワークも広がり、JOPAの皆様と出会うこともできました。
これまで、秘書をはじめ海外・営業・事務・企画・人事・研修など様々な業務に従事し、金融マンとして充実した日々を過ごすことができましたが、素晴らしい仲間達に支えられてのことでした。そうした面々から「退職するに当たって何か餞別を」という申し出があった際には「できれば大学生に読ませたい本を寄付して欲しい」とお願いしています。ありがたいことに賛同者から『君たちはどう生きるか』『海からの贈物』『デミアン』『聞く力』などの本が次々と寄せられています。世代を超えて読み継がれていく本が、未来に向けた「懸け橋」となることを祈念し、「かけはし文庫」と命名しました(募集継続中です!)。
「高い志と幅広い視野を有し、世界や地域、企業や組織のあるべき姿を追い求め、変化を恐れず果敢に挑戦し、コミュニケーションを円滑にとりながら、目標達成や課題解決に邁進できる光り輝く人材を育成する」ことが次の夢です。閉塞感漂う社会や企業に、少しでも風穴を開けられるような元気と勇気のある人材を送り込んでいきたい。夢の先にはまた夢が続きます。
TA