2012年2月26日日曜日

母から社会の先輩に・・・

みなさん

こんばんは。
少しずつ春の訪れを感じますね。
今月は、JOPA事務局の小原裕美子さんからの記事です。
私も日々色んな事がありますが、頑張ろう と、元気をもらいました。

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みなさん、こんにちは。
1月から2月にかけて、息子の大学受験、自分の就活と慌ただしい日々の中での
出来事を綴ってみました。少し愚痴めいたブログになってしまったことをお許しください。

昨年10月、人事より会社の人員削減案が発表された。2年後の合併に向けた人員整理だ。
契約社員である私も「更新しない」もしくは「フルタイムからパートへの降格」も可能性あり。
単純に考えても同じ仕事をする人が2人は要らない。ということ。
今まで以上に「勉強・スキルアップ」と言われる日々。
日頃「年功序列、職制」のGlass Ceilingを感じ、あからさまなパワハラの勤続38年の再雇用嘱託社員には、65歳まで雇用義務化の通達があり、それを見ても助けてはもらえない部内の環境に不公平感を感じずにはいられなかった。
6年間誠実に仕事をしてきたつもりなのに・・・社会とはこんなもの・・・
沸ふつとした気持ちのまま、働くことが大好きだった私の会社への足は日々重くなっていった。
一念発起。仕事を失う前に早目に就活を始めることを決意。
帰宅後、仕事検索、履歴書作成、朝の電車で最新情報入手。休日は派遣登録へ通い・・・
しかし年齢とこの就職難、今までの経験も全く役に立たず。
3ヶ月を過ぎた新年のころには「もう若くないんだ・・」と痛感。だいぶ凹んでいました。
家に帰れば、大学受験を控えた息子がいます。
本当なら穏やかに、息子の受験のことだけ考えてあげるのが“理想的な母”なのでしょうが。
受験目前でイライラしている息子をよそに、母は仕事と就活に勤しみ
その上愚痴をポロッとこぼす日々でした。
新年になり、センター試験を終わったころ、疲れた息子は私に
「英語を勉強するのが好きだって言って、アメリカの秘書資格の学校に通って受験したんだろ?」
「楽しく働けないなら、辞めて新しく仕事を見つけたら!勉強してもそれも活かせないなんて!」
「もっと夢のある話してくれよ。」と一喝されました。
何と情けない母゚(゚´Д`゚)゚
よく考えてみれば・・・今の若者がこれから進んでいく道は、私が通って来た道より違う意味で厳しいでしょう。慣れた場所で、安定した生活を望む学生も多い中、「一度は海外に出て勉強したい。」ととてつもない夢を持ち勉強している彼から見れば、私のブツブツ言っている姿はそれをぶち壊す大人だったのかも知れません。
もうすぐ親の手を離れる子供には、親として世話をすることはもう少ないです。
1歩先に社会に出た先輩として、“平凡なただのおばさん”ではありますが、子供の良いモデルになることが必要なのでは。。と痛感した出来事でした。
その為にも、今ある仕事を毎日一生懸命、精一杯やる。
そして、希望を捨てず少しでも楽しく前向きに出来る仕事を探そう!
年齢を言い訳にしないで。。。母も悔いのないようにやるぞ〜!
そんな息子もまもなく大学生です。君も夢に向かって精一杯羽ばたいて

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