みなさん、こんばんは!
11月もいよいよ今日で終わりですね。
あと1ヶ月で今年が終わるなんて、あまりにも早くて、なんだか夢でも見ているような気分です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、受験勉強中に妊娠をし、出産後1ヶ月ちょっとでCPS最後の科目を受験、祝賀会には生後3-4カ月になった赤ちゃんと一緒に参加されたM.S.さんからの体験談です。
最後の科目受験の時は、試験のことよりも、軽くなったお腹で1人で外出できることが嬉しかったのだそうです。
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①受験のきっかけ ②受験対策 ③合格後の成果 の3点ついてご紹介したいと思います。
CPS(現CAP)/CAP(現CAP-OM)という資格の存在を知ったのは、秘書になって5年を迎えた頃でした。上司や同僚から頂く評価とは別に、より客観的な評価と今まで培ってきたキャリアをより強固にする裏付けがあればいいなと思っていた時期でしたので、善は急げということでCPS受験に飛びつきました。試験内容は日々の業務内容がまさにtextとなっていました。ちょうど英語力の改善にもなるし、授業に参加して先生方や他の受験生に出会えることは、職場や家庭とはまた違う世界を知ることになるので大変嬉しく思いました。
ただ、問題は勉強時間の確保。平日は早朝出勤、夜は残業が多く、昼休みも急な仕事が入るので勉強はほとんどできませんでした。週末は平日にたまった疲労と家事のため長時間は取れませんでした。加えてCPS科目受験中に妊娠…。妊娠中は気分に波があり、勉強する気力がないことも多々あり、思うように捗りませんでした。そんな時は無理して勉強しませんでした。勉強しなかったことに対し、モチベーションが下がらないよう、合格体験記を読んだり、先生方や他の受験生に相談して初心に返ってみたりしました。一度に全部受かる必要はありません。一科目ずつ克服していけばいいのです。「焦らず、慌てず、諦めず」の精神を大事にしました。 家事の負担は家族の協力を得て少し減らし、土日・祝日は授業や模試の復習、textにある練習問題を取り組み、間違えた箇所についてはその周辺のtextを読み返し、弱点をノートにまとめました。また、textに出てくる図は概念を見える形にした重要なものが多いので、ノートに書き写しました。コツコツとまとめたノートは勉強してきたという自信につながり、モチベーションを持続的に向上できる上、持ち運びに便利です。平日は通勤時間にそのノートを読み返し、覚える作業を反復していました。
CPSのManagementについては、仕事内容と重なっていたため個人的な関心も高く、結果的にはtextをほぼ読み通すことができましたが、苦手意識のあったOS & Technologyや暗記が多いAdministration、ことにボリュームがあって難しいCAPについては、先述した通りの勉強方法で進めました。自分のペースで、妊娠・出産・育児の最中、一つずつクリアできました。いろいろな勉強方法がありますが、やはり、社会人なので自分のライフスタイルに合った勉強方法を見つけ、その方法に迷いなく取り組むこと、そして、日々の仕事を大切にすることが肝心だと思います。
合格後はマネジメントに携わる上司が、会社の戦略のもと何を考え行動しているかを意識することができるようになり、私自身、自分の仕事がマネージしやすくなりました。CPS/CAPの勉強は上司の仕事や責任、また会社全体に関する理解を深めることにも役立つと思います。日々の仕事が何よりの勉強であることを再認識させられました。
最後になりましたが、現在受験生の皆様、未来の受験生の皆様、ご健闘をお祈り申し上げます。
MS